心のパスワード:張立夫の詩②「旅」

足跡はひょろひょろと語
道はまっすぐ
町の方向
灯火がまばゆい
村の方向
炊煙がゆらゆら
そして
数え切れない
繰り返す景色の中
足りない物
夕日に奪われた物
月明かりに取り戻す
涙に流された物は
だんだん忘れていく
夜 静かに

雪と雲も隠れて
風も息を止める時
私は決める
次の行き先
町へ
村へ
幾千万の足跡の中
あなたを探す

「張立夫さんの紹介」

カテゴリー: 留学生の声 パーマリンク