午前部 特別賞 シドロワ アナスタシア(ロシア・女性)「日本語で驚いたこと」
皆さん、こんにちは。ナスチャと申します。皆さんは私のことを「いろいろな髪の人」として知っているかもしれません。私のテーマは「日本で驚いた」ことです。皆さんはいろいろな国から来ていますね。日本と似ている国もあるけど、全然違う国もあります。しかし、どこの出身の人であれ、日本に来た時から驚いたことが数え切れないのではないでしょうか。
日本と韓国は1番近い国なので、文化の似ている所がたくさんある一方、違うところもいろいろあります。例えば、日本人はみんなで集まってタバコを吸います。しかも男性だけではなくて、女性も堂々と吸います。後は、子どものそばでタバコを吸う親も見ます。これは韓国では「ありえない」ことでしょう。
それから中国や台湾の女性が言っています。彼氏は日本人です。初めてのデートでレストランに来ます。とても楽しく時間を過ごしたのに、お会計の時「割り勘しましょう」と言われました。日本で別々に払うことは普通なんですけど、中国や台湾の人にとって驚くことかもしれません。
また。タイの人は言っています。日本の電車の中で一人で乗っている小学生をよく見かけます。タイでは安全面から考えると、そんなに危ないことを許さないそうです。
ロシアやウクライナの場合に行きます。日本で高層ビルのそばで歩いている浴衣を着た女性、自動改札から出て伝統的な祭りに行く人たち、騒々しい若者の原宿や渋谷のそばで佇む明治神宮などを見れば、日本の不思議を感じられます。
そんなにたくさん驚いたことは自分一人でどうすることもできません。でも、私たちは一人ではありません。クラスメイトは同じような留学生で、驚いたことや感じたことを一緒に議論したり、いろいろ話したりすれば、友達になれます。そして、皆さん留学する時は、勉強だけではなくて人間の関係も大切にしてください。そうすれば違いが理解に変わります。
最後にM3クラスの皆さんに「ありがとう」と言いたいです。皆さんの助けがなかったら、このスピーチを作ることができませんでした。本当にありがとうございました。
ご清聴を感謝いたします。