スピコン2位「夢に向かって、成長しよう!」(李衍姃 )

 

スピーチをする李さん

スピーチをする李さん

私はファッションの勉強をするために、日本へ来ました。もう日本へ来て6ヶ月になります。初めは私ががんばれるかどうか心配でした。でも、日本へ来て、いろいろな国の人と同じクラスになって、一緒にあ祖母に言ったり、同じ関心があることについて話したり、国では経験できなかったことがたくさんできました。それで、そんな心配が消えて、楽しく日本で生活していました。

ところが、5ヶ月経ったある日、親戚から考えられなかった言葉を聞きました。「あなたがやっていることは夢をもって、わざわざ日本まで来た人がすることじゃないよ」と言われました。そのとき、私は頭が真っ白になりました。私は自分の考えでは夢にむかって努力していると思っていたからです。毎日、日本語の勉強もたくさんしているし、大学についても両親に聞いて十分情報を持っていると思っていました。でも、実際はぜんぜん何もしていなかったことに気がつきました。

2位の李さん

2位の李さん

 

日本に来て、大学に一回も行ったことがなかったし、自分自身でしらべたこともありませんでした。親戚の人に「あなたは本当にファッションの勉強がしたいの?」といわれて、何日もなやんで、反省もしました。私には自分でしようという意思がなかったのに気がついて、今から自分が変わらなければならないと思いました。

まず、一人で大学に行きました。大学が本当に近いことを初めて知りました。大学に行ってみるだけのつもりだったのに、いろいろな情報をえることができました。もっと早く気がついたらよかったのにと思いもしました。その後もオープンキャンパスや体験授業などを通して「私はやっぱりファッションの勉強をしたいんだ!」ということを再確認しました。

私は今まであたりまえにしなければならないことをあとまわしにしてしまいましたが、私が今、何をしたらいいか確かにわかりました。前は、どうやって進んでいくか、はっきり見えなかったですが、今は私が決めた道に沿って歩いていくから、確かな気持ちで進むことができるようになりました。

それで、これから積極的に私の助けになる経験もするつもりです。やりたいことがあったら、まず一歩ふみだす。その大切さを私は知りました。皆さんも今やりたいことがありますか。あったら小さなことでもいいから始めてみましょう。

インタビューを受ける李さん

インタビューを受ける李さん

私はこれからも悩んだりまよったりすることがあるかもしれませんが、自分で何をすればいいかいつも考えながら、夢に向かって、がんばりたいと思います。

 

 

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