『40代からのスターティングノート』(著者:関眞次)のご紹介

『スターティングノート』紹介文

『スターティングノート』紹介文

「高校時代の友人」関眞次さんから以下のようなメールがきたのは、先週のことでした。急ぎ書店に向かい、購入。新幹線の中で一気に読み上げました。

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恥ずかしながら、この度日経新聞出版社から本を出しました。『40代からの スターティングノート–あなたはもう、自分の人生シナリオを描きましたか?–』という題名です。実用書のようなタイトルですが、実用部分はほんの少し。気軽にお読みいただける、オヤジたちの青春小説のようなものです。人気漫画家、柴門ふみさんに表紙のイラストを描いてもらいました。興味がありましたらお読みください!

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著者は定年間近になって慌てて「スターティングノート(人生工程表)」を描くのではなく、もっと早く「自分らしい人生」を考えることが大切であることを、見事なストーリー展開によって示しています。「14年後のボク」と名乗る老紳士を登場させ、20年計画書を作り、7つの課題と対峙するよう促します。

 巧みな仕掛けに夢中になって読み進める本であり、同時にさまざまな年代の人に「7つのF」を考えさせてくれる1冊です。「ノート」には「気づき」という意味があると著者は述べています。人生は、「気づき」があるかないかで、大きく違ってきます。「7つ目のF」は「Fight」、つまり「元気、やる気、心と体の健康」だと著者は言います。それをしっかりと教えてくれる「スターティングノート」を、ぜひ一度手に取ってご覧ください。

 では、著者から別便で送られてきた「執筆メモ」をご紹介しましょう。

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定年退職をした知人たちの話を聞くと、口々に「もう少し早めに、定年後の生活を考え始めればよかった」と嘆いています。「何とかなるだろう」と気楽に考えていても、実際に仕事に行かない日々が現実になると、準備不足で活動の選択肢が少なくなっていることに気づくようです。本書は、すでに定年を迎えて、「もう少し早く……」と後悔している我が世代(60代半ば)から、考える時間がまだタップリある40~50代に向けての応援メッセージです。

この企画は、僕の高校時代の友人3人で侃々諤々の議論(実質は楽しい飲み会)をしながら作りました。また、タイトルは実用書風ですが、中身は気楽に読んでいただける高校時代からの悪友5人組を主人公にした、オヤジたちの青春小説です。

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