「留学生の声」をよろしく! 

嶋田和子

日本語教育<みんなの広場>の「留学生の声」では、これから日本語学校で学ぶ留学生の作文やスピーチ原稿などをドンドン発表していきます。日本社会で暮らし、日本語・日本文化を学んでいる留学生たちがどんなことを考え、どんな感想を抱いているのかを是非知っていただきたいと思います。

留学生が強く望んでいるのは、日本人との交流です。それも、お互いの料理・遊びなどを紹介し合うといった表面的な交流に留まるものではありません。実は、国際交流イベントなどで何度も何度も同じような「国紹介」をする機会があり、嬉しい半面少々うんざりしている留学生も少なくありません。そんな表面的な交流ではなく、「もっと本音で話し合いたい」「もっとお互いをよく知りあいたい」と留学生たちは思っているのです。

一方、日本人側を見ると、まだまだ日本社会で暮らす外国の人と触れ合い機会が少ないように思います。また、最近では「どうして若者は外国に出ていこうとしないのだろう。留学への意欲がこんなに低いのだろう」という声がアチコチで聞かれます。こんなに内向きの若者が増えてしまっては、20年後、30年後の日本語心配でなりません。

日本社会を活性化させることができる1つの方法として、異なる文化・価値観を持った人たちとの出会いがあげられます。異質なモノと触れ合うことによって、自分自身を見つめ直し、新たな発想が生まれてくるのだと言えましょう。

どうぞ「留学生の声」をときどき覗いてみてください。そして、もっと話したくなった時には、イーストウエスト日本語学校の門を叩いてください。お待ちしています!!

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