留学生の声」カテゴリーアーカイブ

心のパスワード:張立夫の詩③「蛍の涙」

蛍の涙 握りしめた 手のひらほどの明日 蛍の夏は季節のつきあたり 今日もまた一つの欠片 この光りを風に乗せて この祈りに翼をくれ 巡り合えなくても 届かなくても 月光の下 揺れながら 色褪せた光は輝く 蛍の涙は一つの種 … 続きを読む

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心のパスワード:張立夫の詩②「旅」

旅 足跡はひょろひょろと語 道はまっすぐ 町の方向 灯火がまばゆい 村の方向 炊煙がゆらゆら そして 数え切れない 繰り返す景色の中 足りない物 夕日に奪われた物 月明かりに取り戻す 涙に流された物は だんだん忘れていく … 続きを読む

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心のパスワード:張立夫の詩①「微笑み そして進む」

      微笑み そして進む 生活が立ち止まる時 こっそり抜け出した幸せ まだ遠くない だが そばの人は もう 戻らない 光と影の足跡の中 青春の通りすがりの客は 相変わらず歩んで行く 記憶に残ったもの 灰色だけ 泣い … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品⑦「変わってきた私の日本語」

            「変わってきた私の日本語」    プ―ンタウィ― ナッタナイ(タイ:男性) 二千十年の四月から勉強し始めた、プーンタウィーと申します。卒業するに先立って変わって来た私の日本語について書きたいと思う … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品⑥「料理」

               「料理」      林 佳俞 (台湾:女性) 私は台湾にいた時、料理は多分カップラーメンしかできませんでした。簡単な料理もできませんでした。チャレンジしたこともありますが、全部失敗してしまっ … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品⑤「新しい私になって」  

              「新しい私になって」    陳妙芳(中国:女性) 日本での留学生活は今年の4月でちょうど2年だ。思い返してみれば、2年前の私と現在の私はずいぶん変わった。 国では学生として、平日は学校に通った … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品④「いただきます」

              「いただきます」     李 太榮(韓国:女性) 食べることは大切だ。生物が生命活動を続けるためには他の有機化合物から栄養素を摂らないと生きていけないので、その栄養素を摂る、食べるという行為は … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品③「時計じかけのオレンジ」

                『時計じかけのオレンジ』  林之齢(台湾:女性) 新年、2011年最初に観にいった舞台、その名は『時計じかけのオレンジ』である。 大学一年の時、授業でこの映画を見せてもらった。18歳になっ … 続きを読む

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卒業記念文集より 作品②「現代と伝統、デジタルとアナログが共存している日本」

    「現代と伝統、デジタルとアナログが共存している日本」 丁恵英(韓国・女性) 「経済大国」、「TOYOTA」、「PANASONIC」、「アニメーション」という言葉は「日本」というと一番最初に思い浮かぶ言葉だと思う。 … 続きを読む

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卒業記念作文集より 作品①「日本人」

            「日本人」                    劉 セロム(韓国:女性) 私は今焼肉屋でバイトをしている。日本の店なのでもちろん日本人もいるが、中国人も韓国人もいる。私と同じ日に入った韓国の女の … 続きを読む

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